2015-02-07T08:46:36Z | 2分で読めます | 更新日時 2015-02-07T08:46:36Z

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長岡高等学校公式ホームページ

明治5年より140年以上の歴史のある母校、長岡高校。
生徒会の「和同会」は東洋大学を設立(明治40年)した井上円了により明治9年に設立されています。

「和同会」名前の由来は、論語「君子和而不同、小人同而不和」(君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず)から来ています。
「意見が同じならば他人と協調するが、おもねって妥協することはしない」と略されていて、正直、当時から理解が難しいと感じてきましたが
こちらについて、最近読んだ、「実践7つの習慣 何を学び、いかに生きるか」(佐々木常夫著)の巻末特別対談にとても納得できる解釈が載っていました。

つまり、
「一人ひとりが主体性を持ちながら、なおかつ自分とは価値観が異なる他者と協調的な関係を築いていくことの大切さを説いた言葉です」
と。

これは非常に分かりやすい表現です。
「シナジーをおこす」(第6の習慣)ためには、お互いの違いを尊重するところから始まります。その前提として自分(個)が確立しているという「自立」した私的成功の土台が必要です。それを抜きにしたら、ただただ、周りに振り回されてしまうだけの人になってしまいます。

自立した個人が、「自分とは違うものを認めていく」中で、シナジーを生み出すことができる。「和同会」とは、そんな高邁なる志をもってシナジーを生み出すべく作られた生徒会であったんだなぁと今になって理解した次第です。改めて、国際化が進み、ダイバーシティが叫ばれる今こそ必要な内容ですね。

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about me

皆様はじめまして。
今、プログラミング教育が普通に行われていて、普通にPythonとかAIといった言葉が交わされることは喜ばしいことだなぁと感じています。

プログラミングを実際にすることで、もっとこうしたい!と欲が出てきて、いろいろと考えたり、もっと便利にしたい!と思って、世の中のUI/UX/DXのことを理解できたりします。

深さをとことん追求する中で、幅が出て一人ひとりの味が出てくる。
AIに負けない部分は、実はとっても人間らしさだったりします。
本当に必要なことを考えていけたら良いなぁと思っております。